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東南アジア株式・引け=大半が堅調、米中の通商合意に期待感

[10日 ロイター] - 10日の東南アジア株式市場の株価は、大半が堅調だった。トランプ米政権は同日、対中追加関税を引き上げたものの、両国が貿易協議を継続する中、合意の可能性に期待が広がった。

先週の貿易協議で、中国が貿易慣行の抜本的な是正策に関する姿勢を後退させたことをきっかけに、米中間の緊張が高まった。トランプ大統領は対中追加関税の引き上げを命じ、中国も報復措置を講じる構えを見せている。

ただ、両国は協議継続で一致しており、最終的に合意に達する可能性は残されている。

KGIセキュリティーズのアナリストは「米中が週末にかけて合意に至らなければ、来週はおそらく売り圧力が強まるだろう。米市場の先物相場はおおむね横ばいで、合意期待はまだいくらか残っていると思う」と述べた。

シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は0.1%高の3273.4。ただ、週間では昨年10月以来のマイナスとなった。パーム油大手ゴールデン・アグリ・リソーシズは1.8%高。複合企業ジャーディン・サイクル・アンド・キャリッジ(JC&C)は0.5%高。

ホーチミン市場のVN指数は0.6%高の952.55。金融株やエネルギー株がけん引した。アナリストらは、米中貿易摩擦の長期化でグローバル企業が生産拠点を中国からベトナムに移す動きが広がり、ベトナムが恩恵を受ける可能性があるとみている。

ジャカルタ市場の総合株価指数は売りが先行したものの、0.2%高の6209.118で引けた。公益株や通信株が買われた。

1─3月のインドネシアの経常赤字は1年ぶりの水準に縮小したが、一部のエコノミストは利下げの契機にはならないとみている。

クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.5%安の1610.27。アシアタ・グループが2%近く下げた。KLCIは週間では1.7%安と、昨年10月下旬以来の下落率だった。

マニラ市場の主要株価指数PSEiはエネルギー株の下げに引きずられ、0.2%安の7742.2。バンコク市場のSET指数は0.1%高の1651.36で引けた。 (アジア株式市場サマリー)

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