September 3, 2019 / 6:06 AM / 18 days ago

UPDATE 1-シドニー外為・債券市場=豪ドル下げから戻す、米中協議巡る懸念は圧迫材料

(豪中銀の金利据え置き決定後の動きを追加しました)

[シドニー 3日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが軟調。米中通商協議の早期進展を巡る懐疑的な見方が重しとなっている。ただ、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)がこの日、利下げを見送ったことから豪ドルは下げをほぼ取り戻した。

豪ドルはほぼ横ばいの0.6708米ドル。一時は0.6688米ドルまで下げ、最近の安値(06678米ドル)に迫った。

NZドルは0.4%安の0.6280米ドル。一時は4年ぶりの安値である0.6270米ドルを付けた。NZドルは6週間近く下落基調が続いている。

ユーロと英ポンドの下落を受けた全般的なドル高も豪ドルとNZドルの下落の一因となっている。

さらに、米中が9月に予定する通商協議の日程を巡り合意できないでいるとしたブルームバーグの報道を受け、オフショア人民元は過去最安値を付けた。

豪ドルとNZドルはここ数週間、投資家の間で貿易を巡るリスクの代理通貨とみなされ、人民元との間に強い相関を示している。

この日発表された豪経済指標は強弱まちまちで、金利見通しには影響しない見込みだ。7月の豪小売売上高は前月比0.1%減少し、追加緩和の必要性を浮き彫りにした。一方、第2・四半期の経常収支は過去最大の黒字幅を記録した。

豪中銀は政策金利のオフィシャルキャッシュレートを1%に据え置いた。据え置きは予想通りだが、市場では利下げの可能性もわずかに残っていると考えられていた。

ただ中銀は、必要があれば追加緩和を実施する考えと低金利が長期間続くとの見通しを再び示した。

金利先物市場では10月に政策金利が25ベーシスポイント(bp)引き下げられ、0.75%になる確率が70%程度織り込まれている。11月までには25bpの引き下げが完全に織り込まれており、遅くとも来年3月までに政策金利は0.5%に低下するとみられている。

豪債券市場では利回りが過去最低近辺で小動き。3年債先物は1ティック高の99.320、10年物は横ばいの99.0750。

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