October 1, 2019 / 1:00 AM / in 16 days

UPDATE 3-日銀9月短観、大企業製造業は3期連続で悪化 米中摩擦響く

 (設備投資についての情報などを追加しました)
    [東京 1日 ロイター] - 日銀が1日に発表した全国企業短期
経済観測調査(日銀短観)は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)
がプラス5と、前回6月調査から2ポイント悪化した。悪化は3四半期
連続で、2013年6月調査(プラス4)以来の低水準となった。
    
    日銀幹部は「米中貿易摩擦や海外経済減速の影響を指摘する声が多
かった」と説明した。
    ただ、ロイターが集計した調査機関の事前予測のプラス2は上回り
、市場予想ほど弱くはなかった。
    業種別でみると、業績にブレーキがかかっている電気機械が6月調
査のプラス2からプラス5へと改善。「IT需要について停滞感が続い
ているという見方も散見されたが、足元引き合いが増しているとの声も
結構聞かれた」(日銀幹部)という。
    先行きはプラス2と、3ポイントの悪化が見込まれている。
    
    <消費増税を懸念する声>
    
    大企業・非製造業はプラス21と、6月調査から2ポイント悪化し
た。2四半期ぶりの悪化となったが、大企業・製造業と同様、事前予測
(プラス20)は上回った。
    もっとも、1日から消費税率が8%から10%に引き上げられたこ
とで、その影響を警戒する声も少なくない。日銀幹部によると「小売り
、運輸、飲食・宿泊サービス、対個人サービスを中心に消費増税を懸念
する声が幅広く聞かれた」という。
    先行きはプラス15と、6ポイントの悪化が見込まれている。
    
    業況判断DIは景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」
と答えた企業の割合を差し引いた数値。調査は8月27日から9月30
日までに実施、対象企業9719社のうち99.5%が回答した。
    
    <大企業設備投資は下方修正>
    
  2019年度の設備投資計画は、大企業・全産業が前年度比6.6
%増と、市場予想の7.0%を下回った。6月調査(7.4%)からは
下方修正されたが、3月調査、6月調査に引き続き、2000─201
8年度平均は上回って推移している。
    
    事業計画の前提となる2019年度の想定為替レートは1ドル=1
08.68円と、6月調査の109.35円から円高方向に修正された
。
     
   
   
 
    
 (志田義寧 編集・グラフ作成:田中志保)
  

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