(表を更新しました) [ニューヨーク 10日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 17時05分 101*31.00 2.1601% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 103*20.00 2.0860% 値 10年債(指標 17時05分 99*19.00 1.6698% <US10YT=RR 銘柄) > 前営業日終 100*11.00 1.5870% 値 5年債(指標銘 17時03分 100*01.75 1.4885% 柄) 前営業日終 100*14.00 1.4090% 値 2年債(指標銘 17時03分 99*29.13 1.5464% 柄) 前営業日終 100*01.63 1.4740% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物12 162*08.00 163*18.00 月限 Tノート先物12 130*22.50 131*09.00 月限 米金融・債券市場では国債利回りが上昇した。米国と中国は10日 、閣僚級の通商協議をワシントンで開始。双方の閣僚による直接協議は 7月下旬以来で、15カ月にわたる貿易戦争の解決に向けた楽観論が広 がった。 米国側は協議再開を控えた今週、中国政府によるウイグル族などイ スラム系少数民族への弾圧への関与を理由に、中国の監視カメラ大手、 杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)や公安機関など 28団体・企業を事実上の禁輸リストに追加したほか、中国当局者に対 するビザ発給制限を発表した。 ジャニー・モンゴメリー・スコットの首席債券ストラテジスト、ガ イ・ルバス氏は「リスク心理は米中交渉に合わせて大きく揺れており、 それが金利市場を動かす強い力になっている」と述べた。 ルバス氏やアナリストは、目まぐるしく変わるニュースを投資戦略 に活用する難しさも指摘。「通商交渉を巡る相対する情報でオーバーナ イトに荒い値動きになったことは、利回り5ベーシスポイント(bp) の動きを追う難しさを示している」と述べた。 米10年債利回り は7.6bp上昇の1.663%。 2年債利回りは6bp上昇の1.534%。 この日行われた160億ドルの30年債入札(リオープン)は控え めな需要となった。終盤の取引で、30年債利回り は6. 9bp上昇の2.155%。 朝方発表された9月の消費者物価指数(CPI)は前月から横ばい と、1月以来の弱さだった。一方、市場予想を下回った新規失業保険申 請件数は労働市場が底堅さを保っていることを示唆し、米連邦準備理事 会(FRB)が月末に今年3回目の利下げを実施するとの期待を抑制し た。 TDセキュリティーズのアナリストは「物価は引き続きFRBが最 近の利下げを理由とする要因だが、今月のCPI指標が短期的にFRB の見解変更につながるとはみていない」と指摘した。 (ーからご覧ください)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」