October 11, 2019 / 6:52 AM / 12 days ago

UPDATE 2-サウジ沖でタンカー爆発、イラン国営テレビ「ミサイルによる攻撃」

(内容を追加しました)

[ドバイ 11日 ロイター] - イラン国営テレビは、サウジアラビア西部の紅海に臨む港湾都市ジッダ沖で、イラン国営石油(NIOC)が所有する石油タンカーがミサイル2発による攻撃を受けたと報じた。メディア報道によると、タンカーは炎上し、激しく損傷した船体から油が海上に流出した。

現場はジッダの沖合およそ60マイル(96キロ)の地点。国営イラン通信(IRNA)は、現在は油の流出は制御されていると報じている。

紅海と湾岸地域では石油タンカーへの攻撃など事件が続いており、サウジとイランの対立がさらに悪化する可能性がある。

犯行声明などはでておらず、サウジもコメントしていない。

この地域を担当する米海軍第5艦隊は、報道は認識しているがそれ以上の情報はないと明らかにした。

中国外務省の報道官は、中国は関係各国が地域の平和と安定維持に向けて協力することを期待すると述べた。中国はイランにとって最大の原油輸出先。

イラン学生通信(ISNA)は、爆発は「テロ攻撃」とする専門家の見解を紹介。イラン国営テレビは、船のタンク2つが損傷を受けたと報じている。

タンカー爆発の報道を受け、原油先物は2%上昇。北海ブレント先物と米WTI先物はともに1ドル超上昇している。

イラン革命防衛隊に近いNour通信によると、タンカーの乗員は無事だという。

複数の業界関係者によると、今回の爆発により、すでに急騰していたタンカー運賃は一段と上昇する公算。

タンカー運賃は、米国が中国の海運大手の子会社を制裁対象に指定したことや、サウジの石油施設への攻撃をきっかけに、過去数週間で数年来の高水準に跳ね上がっている。

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