(表を更新しました) [ニューヨーク 19日 ロイター] - 30年債(指標銘柄) 17時05分 102*22.00 2.2513% 前営業日終値 101*24.50 2.2930% 10年債(指標銘柄) 17時05分 99*21.50 1.7860% 前営業日終値 99*15.00 1.8080% 5年債(指標銘柄) 17時05分 99*13.00 1.6254% 前営業日終値 99*13.00 1.6250% 2年債(指標銘柄) 17時05分 99*25.88 1.6002% 前営業日終値 99*26.38 1.5920% 清算値 前日終値 コード Tボンド先物12 159*11.00 158*25.00 月限 Tノート先物12 129*14.00 129*10.50 月限 米金融・債券市場では、長期債利回りが低下し2週間ぶりの低水準を付けた。米中通 商協議を巡って不透明感が根強く、リスク選好が全般的に後退した。市場は米中の妥結に 慎重ながらも楽観的だが、交渉が一進一退を繰り返していることから、手控えムードも広 がっている。 アクション・エコノミクス(サンフランシスコ)の国際債券部マネジングディレクタ ー、キム・ルパート氏は「株式に多少売りが出ており、安全志向の取引だ」と指摘した。 トランプ米大統領は19日、米政府が中国と通商問題で合意できなければ、対中関税 を一段と引き上げると強調。中国は「自分自身が気に入る」ディール(取引)を行う必要 があるとし、「われわれが中国とディールを行えなければ、単に関税を一段と引き上げる だけだ」と述べた。 経済指標では、10月の住宅着工件数が年率換算で前月比3.8%増の131万40 00戸だった。市場予想は132万戸。また着工許可件数は12年5カ月ぶりの高水準と なり、住宅ローン金利が低下する中、住宅市場が力強さを増していることが裏付けられた 。 10年債利回りは1.777%、30年債利回りは2.24 9%と、ともに一時2週間ぶり低水準を付けた。一方、2年債利回りは1.5 98に上昇した。 2・10年債の利回り格差は縮小し18.7ベーシスポイント(bp )と2週間ぶりの低水準。利回り格差は5日連続で縮小した。前出のルパート氏は「利上 げは論外で利下げも当面ないとみられることから長期債が買われた」と説明した。 金融当局者の講演では、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が19日、米経済の 現状は非常に良好で、足元の金利は適切という認識を表明。「金融政策は適切で、経済は 望ましい状態にある」とした上で、物価は2%目標の持続的な達成にかなり近づいている と明言した。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread -1.00 -1.75 U.S. 3-year dollar swap spread -4.25 -1.25 U.S. 5-year dollar swap spread -6.75 -1.50 U.S. 10-year dollar swap spread -11.00 -0.50 U.S. 30-year dollar swap spread -39.75 0.50 (い)
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