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株安こうみる:企業決算さえず、追加経済対策にも期待薄=第一生命経済研 藤代氏

[東京 31日 ロイター] -

<第一生命経済研究所 主任エコノミスト 藤代宏一氏>

国内のさえない企業決算が効いている。5月ころに2020年3月期の決算を公表した時点で今期(21年3月期)の業績予想を「未定」としたのは仕方なかったとしても、4─6月決算を通過した段階で通期の業績見通しを出せなかったり、出せてもかなり慎重な数字となったりしている。

日経平均の指数自体も、コロナ急落からの回復ペースが速かった。GAFA(アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドットコム)のような明確なけん引役がない中、日経平均が米ナスダック総合に近いような波形で戻してきたのには違和感もあり、その調整が来ているという印象だ。

グローバルのマクロ経済では、政策に対する期待がピークアウトしつつあると言えるだろう。日米欧などが3─5月くらいにかけてスタートした大胆な政策は、経済活動の再開と持ち直しに伴って緩んできている。追加の経済対策に対する期待もやや薄い。

国内メディアによると、東京都内で31日、新型コロナウイルスの感染者が新たに400人以上確認される見通しと伝わっている。コロナ感染者の増加は突然出てきた話でなく、ある程度織り込まれていただろうが、投資家心理にプラスかマイナスかと言われれば、明らかにマイナスの材料だ。

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