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株式こうみる:コロナ軸に動く構図不変、日本株はダイナミズム欠く=みずほ証券 上野氏

[東京 23日 ロイター] -

<みずほ証券金融市場調査部 チーフマーケットエコノミスト 上野泰也氏>

連休中の海外株式相場で一番材料視されたのは、欧州における新型コロナウイルスの感染再拡大だ。ウイルスに国境はなく、ワクチン開発も十分に進んでいない状況下で、国境をまたいだ人の動きが緩和されると、再び世界的に感染が広まる恐れもある。インド、ブラジル、ロシアなどでも週単位での新型コロナの感染者が拡大している。それが、高値圏で調整し始めた欧米の株式相場に悪影響を及ぼした。新型コロナを軸に市場が動いており、構図が何か大きく変わったというわけではない。

秋から冬になり始めている段階でウイルスが広がりやすい気候条件がそろい、状況は相場にとってかなり厳しくなっているという印象がある。

日経平均株価は事実上、日銀がETF(上場投資信託)買いで支えているので、自由な相場形成をしているわけではない。一時的に下がったとしても、下値で買い需要があるため下げ渋りが起きる。日本株のバリュエーションを考慮すると上値は重い。今後も、ダイナミズムに欠けた展開になるのではないかとみている。

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