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UPDATE 1-企業物価、4月は前年比+3.6% 14年9月以来の伸び率

(内容を追加しました)

[東京 17日 ロイター] - 日銀が17日に発表した4月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数(2015年=100.0)は前年比プラス3.6%だった。昨年4月が新型コロナウイルスの影響を大きく受けてマイナスとなっていた反動もあり、大幅な上昇となった。前年比の伸び率は2014年9月以来の大きさで、ロイターがまとめた市場予想(プラス3.1%)も上回った。 前年比は2カ月連続で上昇。プラス3.6%のうち、寄与度は石油・石炭製品がプラス1.88%、非鉄金属がプラス0.87%、化学製品がプラス0.59%となっており、これら3つの類別が大きく押し上げた形だ。国内の需要動向を比較的反映しやすい鉄鋼、木材・木製品なども緩やかに上昇している。

744品目中、前年比で上昇したのは339品目、下落したのは289品目。上昇が下落を50品目上回った。「価格上昇の裾野の広がりがみられている」(日銀の担当者)という。

前月比はプラス0.7%と5カ月連続のプラス。石油・石炭製品、化学製品、非鉄金属、電力・都市ガス・水道などが寄与した。石油・石炭製品では「ナフサ」、「C重油」が3月から4月の国際商品市況の上昇、「ジェット燃料油」が3月のドバイ市況の上昇を受けてそれぞれ値上がりした。

日銀の担当者は「足元の原油価格はインドでの感染拡大を受けた軟化の動きや、欧米におけるワクチン接種の進展による経済再開の期待から続伸する局面もあり、不確実性が高い状況」とコメント。引き続き感染症が国際商品市況と国内需給を通じて企業物価に与える影響を見極めたいとした。 *日銀の発表資料は以下のURLでご覧になれます。 here

杉山健太郎 編集・グラフ作成:内田慎一

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