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17日の台湾ドルは約3週間ぶり安値、コロナ感染急増で

台湾ドルがが3週間超ぶりの安値に下落。写真は、コロナ感染急増を受けて検査体制の整備を図る医療現場。2021年5月17日に台北で撮影。(2021年 ロイター/Ann Wang)

[17日 ロイター] - アジア新興国通貨市場では台湾ドルがが3週間超ぶりの安値に下落。台湾では新型コロナウイルス感染者急増を受け、景気回復が阻害される可能性への懸念が高まっている。

週末に新たなコロナ規制が導入された台湾の蘇貞昌行政院長(首相)は17日、投資家を安心させるべく、域内経済のファンダメンタルズは良好との認識を示した。

これまで台湾とともにウイルス封じ込めに成功したと評価されてきたシンガポールでも感染者が増加。感染力が強いとされるインド型などの変異株を巡る懸念からリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる金やドルが買われている。

タイバーツは0.2%超下落。この日発表された第1・四半期の国内総生産(GDP)は市場予想よりも小幅なマイナスにとどまったものの、タイ国家経済社会開発評議会(NESDC)は過去最悪のコロナ感染拡大に見舞われていることを踏まえ、今年の成長率予想を引き下げた。

同日発表された中国の4月鉱工業生産は伸びが鈍化。小売売上高もアナリスト予想を大幅に下回った。

INGの調査部門アジア太平洋地域担当責任者ロバート・カーネル氏は「ワクチンレースで出遅れているアジアは状況の正常化が進まず、今年のGDP見通しが圧迫される可能性がある」と指摘した。

市場では19日に発表される米連邦準備理事会(FRB)の4月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が注目される。

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