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上海外為市場=人民元軟化、米中間の緊張で

[上海 19日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は19日、小幅に下落した。基準値(中間値)が元高方向に設定され、ドル指数が2か月半ぶりの安値近辺で推移しているにもかかわらず、米中間の緊張を背景に投資家のリスク許容度が低下し、元の重荷となった。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前に基準値を1ドル=6.4255元に設定、前日基準値(6.4357元)より102ポイント元高だった。

国内スポット市場の元相場は6.4250元で取引を開始。中盤時点では前日終値比28ポイント安の6.4278元。

オフショア人民元は6.4272元。

外資系銀行のトレーダーは、元相場は短期的に6.41─6.46元のレンジ内にとどまると予想。米国でインフレが加速した場合、米連邦準備理事会(FRB)は予想より早い時期に緩和策を縮小するだろうと続けた。

この日の取引では、米海軍のミサイル駆逐艦が18日に台湾海峡を通過し、米中間の緊張が高まったことが元安材料となった。

また、米民主党のペロシ下院議長は18日、2022年の北京冬季五輪を巡り、選手団以外の外交使節の参加を見送る「外交的ボイコット」を実施するよう呼び掛けた。

市場では、インフレ期待がドル指数や中国の金融情勢の変化を通じて人民元に影響を及ぼすとして、なお重視されている。

CIBリサーチはリポートで、人民元は第2あるいは第3・四半期に現在の上昇局面のピークに達する見込みだと分析。FRBは下期に再び緩和策縮小を示唆する可能性があり、その結果、ドル指数と米国債利回りが押し上げられるかもしれないとした。

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