for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

UPDATE 2-英CPI、4月は前年比+1.5%に加速 電気やガスなど上昇

(アナリストコメントを追加しました)

[ロンドン 19日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が19日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年比1.5%上昇し、3月の0.7%上昇から伸びが2倍以上に加速した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は1.4%上昇だった。

電気やガス料金などのほか、衣料品の上昇が押し上げ要因だった。ガソリン価格も原油高の影響を受けた。

新型コロナウイルス流行を経て世界経済が上向く中、インフレ率は向こう数カ月で米国のように加速する見込み。

EYアイテム・クラブのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は「インフレ率が向こう数カ月でさらに上向き、経済が第2・四半期からまずまずの回復を示すと見られる中、英中銀が追加緩和というよりも金融引き締めをいつ開始するのかについて関心が強まっている」とし「しかし、5月会合の議事要旨では英中銀が引き締めに急いでいるようには見えなかった」と述べた。

エネルギーやその他変動が激しい項目を除いたコアインフレ率は、前年比1.3%上昇した。

生産者物価産出指数は前年比3.9%上昇。2年半ぶりの大幅な伸びとなった。また、生産者物価投入指数は同9.9%上昇し、伸び率は2017年2月以来の大きさとなった。

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は18日、製造業者の投入価格の上昇が消費者物価の上昇につながっている証拠は、これまでのところ得られていないと述べた。

大半のアナリストによると、インフレ率は来年に再び軟化する見通し。新型コロナウイルス流行で低迷したベースとの比較効果が薄れるためだ。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ルース・グレゴリー氏は「新型コロナ危機が経済に大きな傷痕を残さないとの考えが正しければ、経済再開に伴うインフレ高進は一時的だろう」と述べた。

一方、ベレンバーグ銀行のエコノミスト、Kallum Pickering氏は「多くの人々が主張するほど、インフレ率上昇が全くの一時的なものになるとはわれわれは考えていない。10年以上に及ぶディスインフレーションを経たインフレ上昇は先進国全体にとってターニングポイントだ」と指摘した。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up