for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

シドニー外為・債券市場=豪ドル上昇、失業率改善を好感 NZドルも値上がり

[シドニー 20日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは上昇。4月の豪失業率が予想以上に改善したことが背景。ニュージーランド(NZ)ドルも上昇している。

豪ドルは1豪ドル=0.7750米ドルまで上昇。前日は1週間ぶり安値の0.7710米ドルに下落していた。

4月の豪失業率は5.5%と、2020年4月以来の水準に改善。ロイターがまとめたアナリストの予想は5.6%だった。

4月の就業者数は3万0600人減と、エコノミスト予想(1万5000人増)に反して減少したが、フルタイム雇用が3万4000人増加した。

ANZバンキング・グループは、雇用情勢の改善が賃金や物価全般の上昇にどこまでつながるか、先行きは依然不透明だと指摘。2021年末の失業率を4.8%、2022年末の失業率を4.4%と予測した。

同社は「今週発表された賃金統計は、予想をやや上回り、賃金は年率で2.4%上昇した。豪中銀が目安とする3%にはまだ届いていないが、その差は縮まっている。これは豪中銀の政策変更のタイミングとスピードに影響を及ぼす」と述べた。

金利先物市場は、政策金利が60%の確率で2022年に15ベーシスポイント(bp)引き上げられ、0.25%になるとの見方を織り込んでいる。一方、豪中銀は、引き締めは早くても2024年以降になるとの見通しを示している。

AMPのチーフエコノミスト、シェーン・オリバー氏は、2024年よりも前に利上げが実施される可能性はあるが、労働市場の余剰資源は多く、利上げは2023年以降になるだろうとの見方を示した。

NZドルは0.1%高の1NZドル=0.7182米ドル。前日は5月13日以来の安値となる0.7153米ドルまで下落していた。

NZ政府は20日、2021年度(22年6月まで)予算を発表し、福祉給付金を大幅に増額した。

格付け会社S&Pグローバルは、予算は予想通りの内容だが、債務水準が当面高止まりするとの見方を示した。

NZ国債はほぼ変わらず。

豪国債先物は、3年物と10年物がともに1.5ティック上昇し、それぞれ99.755、98.30となった。

※原文記事など関連情報やアプリは画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up