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上海外為市場=元は小幅高、人民銀行のシグナルに注目

[上海 21日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小幅高。週間でも小幅上昇となる見通し。米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和縮小に対する懸念が後退し、ドルが軟調に推移していることが背景。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.43元に設定。前日の基準値(6.4464元)に対して164ポイント(0.26%)の元高水準だった。

国内スポット市場の元は6.4337元で取引を開始。中盤のレートは6.4342元と、前日終値より13ポイントの元高となっている。

この日の元は小幅に上昇しているが、多くの市場関係者は、今後も当面1ドル=6.4元よりも元安の水準で取引が続くと予想している。

スコシアバンク(シンガポール)の為替ストラテジスト、Gao Qi氏は「ドルが幅広い通貨に対して下落する中、市場の元高予想を抑えるため、人民銀行はここ数日、ドル/元の基準値を上昇バイアスで設定している」と述べた。

同氏は、目先6.40-6.50元で推移すると予想している。

みずほ銀行のアジア通貨担当チーフストラテジスト、Ken Cheung氏によると、市場関係者は、人民銀行が一段の元高を容認するか、政策のシグナルに注目している。

「6.4元を割り込む水準に基準値が設定されれば、それが確認できる」とした上で「人民銀行は、元の上昇ペースとそれに伴う成長のリスクに慎重になっている可能性がある。人民元のバスケット指数は3年ぶりの高水準に上昇しており、それに伴い(経済)成長の勢いが鈍っている」と述べた。

ロイターが公式データを基に算出したところによると、中国外貨取引センター(CFETS)の人民元バスケット指数は21日時点で97.2と、年初から2.49%値上がりしている。

同指数は週間・月間ベースで公表される。

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