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上海外為市場=元は小幅高、人民銀が通貨政策継続を表明

[上海 24日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、基準値(中間値)は元安に設定されたが対ドルで小幅に上昇した。週末に中国人民銀行(中央銀行)の高官が通貨政策に変更はないと改めて発言した。

人民銀の劉国強・副総裁は23日、人民元相場について、上下双方向の変動が普通になるだろうとの見通しを示した。相場は今後も市場の需給と国際金融市場の変化で決まるとの見方も示した。

シンガポールのOCBC銀行の大中華圏リサーチ部門責任者、Tommy Xie氏は、「中国の中銀は通貨体制変更の可能性に関する憶測を打ち消した」との見方を示した。

為替トレーダーによると、劉氏の発言は人民銀の調査担当が先に示した人民元に関する相反する意見を受け、特に輸出企業など市場に不安が広がった問題について、見解を明確にしたものだという。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値を1ドル=6.4408元に設定。前日の基準値(6.43元)に対して108ポイント(0.17%)の元安水準だった。

国内スポット市場で元は6.4380元で取引を開始。中盤は6.4330元と、前日終値より15ポイントの元高となっている。

トレーダーによると、午前の人民元相場は約70ポイントの狭いレンジを推移したという。

ある外資系銀行のトレーダーは、企業の配当金支払いを控えてドル需要の増加が予想されるため、顧客の多くはドル建ての受け取りを元に両替するのを控えているという。

海外に上場する中国企業は、例年5月から8月にかけて中間配当を行うため、季節的な外貨購入が人民元に下向き圧力を与える可能性がある。スタンダード・チャータードは、今年の配当金総額が840億ドルに上ると予想している。

海外市場では米国の早期利上げ観測が弱まったため、ドルは3カ月ぶりの低水準で推移。中盤までに、ドル指数は90.021に下落したほか、オフショア人民元は6.432元で推移している。

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