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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル横ばい、最近のレンジ下限で推移

[シドニー 24日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは、過去5週間半の取引レンジの下限付近で推移している。

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は金融引き締めで世界に後れを取る公算が大きいとみられている。

ニュージーランド(NZ)ドルも横ばい。今週の金融政策決定を控え、過去数週間の取引レンジ下限で推移している。第1・四半期のNZの小売売上高は増加した。

豪ドルは0.05%高の1豪ドル=0.7735米ドル。4月15日以降、0.7675ー0.7891米ドルのレンジで取引されている。商品価格の急騰を受けて、中国政府は「理不尽な」コスト増加を抑制する方針を示した。

NZドルは0.15%高の1NZドル=0.7174米ドル。4月中旬以降の取引レンジ(0.7117ー0.7304米ドル)の半ば付近で推移している。

モルガン・スタンレーのストラテジストはリポートで「昨年と異なり、市場は政策やワクチン接種の進展を背景とする世界経済のV字型回復を(完全にではなくても)おおむね織り込んでいる」と指摘。

「豪ドル/米ドルの上昇は2021年第2・四半期に『有終の美』を飾るだろう。豪ドル/米ドルはリスク資産からの乖離が始まり、豪ドル相場を左右する主因は、リスクに対するグローバルな需要や世界経済の成長から、政策の乖離にシフトするだろう」と述べた。

市場関係者によると、オーストラリアの賃金の伸びとインフレ率は、米国、カナダ、英国、NZよりも、目標を大幅に下回っており、金融引き締めが遅れる公算が大きい。

豪10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)低下の1.65%。米債利回りを4ベーシスポイント(bp)上回っている。

RBAは実際のインフレ率が目標圏(2-3%)内に入るまで利上げを実施しないと表明している。7月には債券買い入れプログラムを拡大するかどうかを発表する。

一方、エコノミストによると、米国で今週発表となるコアPCE価格指数が高い伸びとなれば、米連邦準備理事会(FRB)が早期に量的緩和を縮小するとの観測が再燃する可能性がある。

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