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UPDATE 1-インフレ上昇リスクを一蹴せず=米カンザスシティー連銀総裁

(発言を追加しました)

[ワシントン 24日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は24日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後の経済について、連邦準備理事会(FRB)の現行の政策指針に織り込まれている過去数年のインフレや雇用の動態とは異なるものとなる可能性があり、FRBは金融政策で「硬直的」なアプローチを取るべきでないとの見解を示した。

FRBの新たな政策指針は雇用創出に重点を置き、近年インフレを抑制してきた要因が今後も続くと想定している。物価が上昇し始める中でも、FRBはこの指針の下、労働市場が改善するまで月1200億ドルの債券買い入れを継続し、金利をゼロ付近に据え置く方針を示している。

FRB当局者の多くは現在の物価上昇圧力を一時的な問題とみているが、ジョージ総裁は講演の準備原稿で「現在の物価シグナルを一蹴したり、インフレ見通しを判断する上で過去の関係やダイナミクスに過度に依存したりしようとは思わない」と述べた。

政策を変更する、もしくは債券買い入れ縮小の開始時期などについて現時点で議論を始める用意があるとは明言しなかった。

ただ、経済再開に伴い、1年にわたり外出を控え貯蓄も増えた家計が支出を拡大させる可能性がある中、近年インフレを抑制してきたダイナミクスが変化すれば警戒が必要だと指摘。

「経済の構造は時間とともに変化する。政策対応の硬直的な策定にこだわるのではなく、新しい状況に適応することが重要だ」とし、「膨大な額の財政出動が経済に流入する中、(FRBの現行アプローチの背景にある)思考を形作ったものとはかなり異なる状況展開になる可能性がある」と述べた。

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