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上海外為市場=人民元続伸、当局の懸念示唆受け上昇ペースは鈍化

[上海 28日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は続伸。週間ベースでは昨年11月以来の大幅高となっている。ただ、当局が一本調子の上昇に対する一定の懸念を示唆したことを受け、上昇ペースは鈍化した。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前に人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.3858元に設定。前営業日(6.403元)よりも元高水準となった。

基準値が2018年5月以来の元高水準となったほか、心理的な節目の6.4元を上回る水準となったことを受け、市場関係者は当局がしばらくは6.3─6.4元のスポット相場水準を容認するサインとの見方を示した。

スポットの人民元は6.3839元で始まり、中盤時点では前営業日終値比135ポイント高の6.3705元。6営業日続伸となっている。

みずほ銀行(香港)のチーフアジア外為ストラテジスト、ケン・チュン氏はノートで「差し迫った人民元上昇リスクは人民元の買いフローをさらに促し、短期的にドル/人民元相場を下押すかもしれない。その一方で、ドル/人民元は中国企業の配当に伴うフローと米連邦準備理事会(FRB)のタカ派シフトに伴うドル反発の可能性に下支えされるだろう」と指摘した。

トレーダーらによると、大半の投資家は依然としてさらなる人民元上昇を見込んでいるものの、午前の取引では当局の警告を受けて上昇ペースが鈍った。

中国人民銀行を含む規制当局は27日遅く、人民銀のホームページに掲載した声明で、外国為替市場の不正操作を厳しく取り締まると発表。一方で、為替政策に変更はないと強調した。当局が為替政策にコメントするのはこの5日間で2度目だ。

中盤時点で、ドル指数は90.066と、前営業日終値の90.012から上昇。オフショア人民元は1ドル=6.364元。

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