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アジア通貨動向(31日)=人民元が対ドルで3年ぶり高値、台湾ドルなども上昇

[31日 ロイター] - アジア新興国通貨市場では人民元が対ドルで、2018年5月以来の高値に上昇した。他の一部通貨も追随して上昇している。

人民元はドルの下落や中国への海外資金の大量流入などを背景に月間では1.5%超上昇している。

中国人民銀行(中央銀行)は31日、人民元の対ドル基準値を3年ぶりの元高水準に設定した。

TDセキュリティーズのアジア・欧州新興国担当チーフストラテジスト、ミタル・コテチャ氏は「きょうの台湾ドルや韓国ウォンなどの動きに反映されているように、人民元に関連した通貨は元高に支援される見通しだ」と指摘した。

台湾と韓国は輸出に依存しており、貿易見通しが中国の経済状況に連動するとみられている。

台湾ドルは一時0.6%上昇、1997年4月以来の高値を付けた。ウォンも一時0.4%上昇した。

ただ、規制当局が人民元に対する行き過ぎた投機に懸念を示したため、人民元の上昇ペースは鈍化した。

コテチャ氏は「債券や株式市場への資金流入が活発化する中、人民元は堅調に推移するとみられるものの、元の上昇圧力に対する当局の抵抗は強まる」とみている。

マレーシアリンギは一時0.3%下落。月間では1%超下落する見通し。同国では新型コロナウイルス感染対策として6月1日からロックダウンが実施される。

フィリピンペソは0.3%安。ただ、月間では1%超上昇する見通し。同国の中央銀行は31日、明確な景気回復が示されるまで緩和的な金融政策を維持すると表明。また、2022年下期までに政策を「さらに調整」する可能性があるとした。

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