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シドニー外為・債券市場=豪ドルとNZドルが下落、米緩和縮小観測で

[シドニー 4日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが下落。米連邦準備理事会(FRB)による早期のテーパリング(量的緩和の縮小)への懸念でリスク選好姿勢が弱まった。

豪ドルはオーバーナイトで1.1%下げ、主要支持線の0.7675米ドルを割り込んだのに続き、0.7661米ドルで推移。過去1カ月の膠着状態が打ち破られたためにストップロスを巻き込んで下落した。

次の下値めどは0.7617米ドルで、3─4月の安値が集まる0.7565/7585米ドルが続く。

NZドルはオーバーナイトで1.2%急落し、直近は0.7146米ドル。主要支持線の0.7116米ドルを割り込めば、少なくとも0.7065米ドルまで下げる可能性がある。

好調な米経済指標を受けて、4日発表の米雇用統計が予想から上振れる可能性が強まり、インフレ圧力の高まりも意識されている。FRBによるテーパリング観測で米株は下げ、米国債利回りが上昇した。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)も7月6日の理事会でテーパリングを開始するとみられている。3年物国債利回りの誘導目標を2024年11月償還債まで引き延ばさないとの見方が市場では大勢だ。

ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は同目標を引き延ばせば「25年まで引き締めを行わないと示唆することになるため、延長はしないと決める公算が大きい」と分析。

量的緩和については、現行の1000億豪ドル(766億米ドル)の買い入れ第2弾が9月に終了後、少なくとも1回の追加購入枠を設け、期限を定めず週50億豪ドルを購入すると予想した。

中銀のデベル副総裁は今週、量的緩和策がなければ豪ドルと借り入れコストが上昇すると述べ、重要性を強調した。

ただ、豪国債市場はテーパリング観測に動揺している様子はなく、10年債利回り は1.64%と最近の低水準近くで推移している。

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