[東京 7日 ロイター] -
東芝が堅調な展開となっている。昼休み中に自社株買いを発表したことを受けて買い優勢となり、後場寄り付きは前場の高値4710円を上回って始まった。
同社は7日、発行済み株式の約6%に当たる2700万株・1000億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。同時に、これまで未定としていた2022年3月期の年間配当を190円と発表した。東芝は5月に、2021年度中に1500億円の追加株主還元を行うと公表していた。
このうち、1000億円を自社株買いに、500億円の特別配当に充てる。特別配当は1株110円、中間・期末の配当をそれぞれ40円としている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」