[東京 9日 ロイター] - 東京エレクトロンやアドバンテスト、レーザーテックといった半導体関連株が軒並み売られている。世界半導体市場統計(WSTS)が今年と来年の市場拡大予想を発表したことを受け「売り抜けを探る投資家もいるようだ」(国内証券)との見方が出ている。
前日の米市場では、マイクロンテクノロジーやアプライドマテリアルズなどが売られ、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)も下落しており、東京市場もその流れを引き継いだ。
半導体業界は市況の変動が激しいことから「市況が悪いときに関連銘柄に投資し、市況が好調な局面で売り抜ける逆張りの投資家がみられる」(同)という。
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