[9日 ロイター] - アジア新興国通貨は、米インフレ統計発表を前に小幅上昇している。投資家は、米インフレ統計から米連邦準備理事会(FRB)の資産購入縮小(テーパリング)開始時期を見極めようとしている。
フィリピンペソとタイバーツは対ドルで約0.2%上昇した。
インフレ圧力が強まっている兆候を受けて、FRBは来週の連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリングに向けた議論を開始する可能性がある。そうなれば、ドルの支援材料となる。
5月の米消費者物価指数(CPI)は、前月比0.4%上昇すると予想されている。
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