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上海外為市場=元小幅高、米CPI待ちで薄商い

[上海 9日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は薄商いの中、対ドルで小幅に上昇した。市場は米連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小(テーパリング)時期について手掛かりを得るため、10日発表の米消費者物価指数(CPI)に注目している。

市場参加者によると、投資家の多くは10日の米CPIと欧州中央銀行(ECB)理事会を前に様子見姿勢を取っており、スポット市場の元相場は1ドル=6.4元近辺での推移を続けた。

スポットの人民元は6.3975元で取引を開始し、中盤時点では6.3949元と、前日終値比61ポイント高だった。

元は約50ポイントの狭いレンジにとどまり、中盤時点の売買代金は121億7000万ドルと、通常の150億ドル前後を下回った。

中国人民銀行(中央銀行)が取引開始前に設定した元の対ドル基準値(中間値)は6.3956元と、前日(6.3909元)より47ポイント元安だった。

中国国家統計局が9日発表した5月の生産者物価指数(PPI)は前年比9.0%上昇し、2008年9月以来の高い伸びとなったが、市場はほとんど反応しなかった。

みずほ銀行(香港)のチーフアジア外為ストラテジスト、ケン・チュン氏は「最近の元高はコモディティー価格やPPIの急騰を抑える効果がほとんどなかった」と指摘。

「結局のところ、急騰するPPIのCPIへの転嫁ペースは緩やかだったようだ。国内的にはCPIの上昇率は依然、約3%の年間目標を下回る緩やかなものであるため、人民銀が利上げサイクルを加速させる緊急性は現時点でないはずだ」とした。

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