[ミラノ 9日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間12時3 2分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.54 0.00 100.54 独連邦債2年物 112.19 +0.03 112.16 独連邦債5年物 134.34 +0.14 134.20 独連邦債10年 172.56 +0.46 172.10 物 独連邦債30年 202.62 +1.06 201.56 物 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.674 -0.006 -0.668 独連邦債5年物 -0.613 -0.013 -0.597 独連邦債10年 -0.240 -0.017 -0.220 物 独連邦債30年 0.316 -0.017 0.331 物 ユーロ圏金融・債券市場では、欧州中央銀行(ECB)理事会を翌 日に控えポジション調整の動きが出る中、国債利回りが低下した。 利回りが低水準で推移する中、ECB理事会前に南欧諸国を中心に 資金調達の動きが出ており、この日はギリシャが国債を発行。10年債 のリオープン(銘柄統合)入札で25億ユーロを調達した。需要は3 05億ユーロに達した。 前日にはイタリアがシンジケート団を通して10年債を発行し、1 00億ユーロを調達。需要は670億ユーロを超えていた。 ユーロ圏国債利回りが5月初旬に付けた低水準近辺にとどまる中、 国債発行は順調にこなされている。クレディ・アグリコルCIBのベン ジャミン・モウル氏は前日のイタリア国債発行について、「ECBの決 定はすでに市場に織り込まれているとの見方が大勢となる中、良好なエ ントリーポイントと見なされた」と述べた。 ユーロ圏ではこのほか、ポルトガルが6年債と10年債の発行で1 0億ユーロを調達。ドイツも30年債リオープンで12億6000万 ユーロを調達した。 この日の取引でイタリア10年債利回りは0.81% と、5ベーシスポイント(bp)を超えて低下。 独10年債利回りはマイナス0.25%と、2.5b p低下。 独伊10年債利回り格差は一時105bpと、5月 5日以来の水準に縮小した。 (ーからご覧ください)
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