(レートを更新しました。)
[9日 ロイター] -
米東部時間 価格 利回り コード
30年債(指標銘 17時05分 104*15.50 2.1704%
柄)
前営業日終 103*20.00 2.2090%
値
10年債(指標銘 16時44分 101*07.00 1.4924%
柄)
前営業日終 100*28.50 1.5280%
値
5年債(指標銘柄 17時05分 100*00.00 0.7500%
)
前営業日終 99*29.50 0.7660%
値
2年債(指標銘柄 16時14分 99*30.00 0.1567%
)
前営業日終 99*30.25 0.1530%
値
清算値 前日終値 コード
Tボンド先物6月 160*12.00 159*19.00
限
Tノート先物6月 133*20.50 133*11.50
限
米金融・債券市場では、消費者物価指数の発表を翌日に控えポジシ
ョン調整の動きが出る中、国債利回りが低下し、10年債利回りは5月
7日以来初めて1.5%を下回った。
10年債利回りは一時1.472%まで低下。午後の
取引では3.4ベーシスポイント(bp)低下の1.4941%。
2年債利回りは0.1548%と低下幅は1bp未満。
10年債と2年債の利回り格差は134bpと、前日終盤
から約4bp縮小した。
財務省がこの日に実施した10年債入札は、応札倍率が2.58倍
、最高落札利回りが1.497%。DRWトレーディングの市場ストラ
テジスト、ルー・ブライエン氏によると、応札倍率は1年ぶりの高水準
だった。
レイモンド・ジェームズのストラテジスト、エリス・ファイファー
氏は、バイデン大統領が野党・上院共和党グループと続けていた大型イ
ンフラ投資計画を巡る協議が打ち切られたことも国債利回りの低下につ
ながったと指摘。労働省が10日に発表する5月の米消費者物価指数(
CPI)については、市場で楽観的な見方が出ているとし、「インフレ
は高まってはいるが、債券市場が神経質になるほどのペースで加速して
いるわけではない」と述べた。
連邦準備理事会(FRB)のリバースレポ・ファシリティーの取
引額はこの日、3日連続で過去最高を記録。引き続き短期金利に対する
圧力になっている。
物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で、期待インフ
レ率を示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、10年物
が2.342%。一時は4月下旬以来の低水準を付けた。
<ドル・スワップ・スプレッド>
Last (bps) Net Change (bps)
U.S. 2-year dollar swap spread 6.50 -0.25
U.S. 3-year dollar swap spread 8.50 -2.25
U.S. 5-year dollar swap spread 6.75 -0.25
U.S. 10-year dollar swap spread -3.25 0.00
U.S. 30-year dollar swap spread -29.75 -0.50
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