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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドルは頭重い、国債利回り急低下で

[シドニー 10日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは10日、頭の重い展開。国債利回りの急低下で米国に対する金利の優位性が損なわれたのに加え、米ドルの上昇要因になり得る米消費者物価指数(CPI)の発表が控えていることが背景。

豪ドルはほぼ横ばいの0.7732米ドル。オーバーナイトで0.7765米ドルの強固な抵抗線を突破できなかった。0.7724米ドルの支持線を割り込めば、先週の0.7650米ドル近辺の安値まで下げる可能性がある。

NZドルは0.7178米ドルに軟化。今週の高値(0.7242米ドル)から距離を広げており、支持線は0.7155米ドルにある。

米CPIが強い内容になれば、米連邦準備理事会(FRB)の早期緩和縮小(テーパリング)観測が再燃し、ドルを押し上げる可能性があるため、市場は注目している。

米10年債利回りが1カ月ぶりの低水準を付けたに続き、豪10年債利回りは1.458%と、4カ月ぶりの低水準を付けた。週初からは0.18%ポイント低下と、昨年6月以来の大幅低下で、米国との金利差はマイナス0.02%ポイントと、3月以来のマイナス幅となった。

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が同国のインフレ率は2024年まで目標に達する可能性は低いとの見解を繰り返し示し、ハト派姿勢を崩していないことが国債価格を押し上げてきた。

ANZの豪経済担当責任者、デービッド・プランク氏は今年と来年の豪経済成長率予測を上方修正したが、利上げは2年先になると依然予想する。

「RBAは利上げを開始する前に、インフレ率が2%を上回る水準で維持されるとの確信を得たいと考えているため、われわれは最初の利上げが2023年下期になると予想する」と述べた。

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