(香港株式市場のリポートを追加します) [上海 10日 ロイター] - 中国 終値 前日比 % 始値 高値 安値 上海総合指数 3,610.8590 + 19.4625 + 0.54 3,587.5282 3,624.3433 3,584.1332 前営業日終値 3,591.3965 CSI300指数<.C 5,271.466 + 35.017 + 0.67 5,236.469 5,299.530 5,229.518 SI300> 前営業日終値 5,236.449 香港 終値 前日比 % 始値 高値 安値 ハンセン指数 28,738.88 - 3.75 - 0.01 28,792.02 28,954.40 28,664.94 前営業日終値 28,742.63 ハンセン中国株指数<.H 10,716.28 + 11.53 + 0.11 10,730.88 10,800.28 10,681.59 SCE> 前営業日終値 10,704.75 中国株式市場は続伸。インフレ懸念を緩和する当局者発言や、米中通商閣僚の会談が 支援材料となった。 上海総合指数終値は19.4625ポイント(0.54%)高の3610. 8590。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は35.017ポイント(0.67%)高の5271.466。 深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数 が2.4%高、上海証券取引所の新興ハイテク企業向け株式市場「科創板」の科創板50 指数も1.6%上昇した。 中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は10日、インフレは「基本的に制御」されて おり、通常の金融政策を堅持すると述べた。 アナリストからは、当局が政策の安定を約束したため、市場は安定するとの見方が聞 かれた。 万和証券はリポートで、国内の流動性が良好で、海外も潤沢な状態が続いていること から成長株が選好され、中小型株が買われていると指摘。人民元高で海外資金の流入が拡 大していると述べた。 リフィニティブのデータによると、香港市場との相互取引制度で10日は95億元( 14億9000万ドル)相当のA株が購入された。 米中商務相は、健全な貿易を促し、見解の相違への対処で協力することで一致した。 バイデン米大統領は9日、中国の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」や動画投稿 アプリ「TikTok(ティックトック)」の利用禁止に関するトランプ前大統領による 大統領令を撤回すると表明した。これを受けて、TikTokとビジネス上の協力関係に ある中国企業の株式が買われた。 不動産株は下落。中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC、銀保監会)の郭樹清主 席が、国内で不動産バブルの傾向が強まっていると指摘した。 香港株式市場は、米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、横ばいで終了した。 ハンセン指数終値は3.75ポイント(0.01%)安の2万8738.88 。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) 終値は11.53ポイント(0.11 %)高の1万0716.28。 エネルギー株指数は0.1%安、IT株指数は0.23%高、金 融株指数は0.73%安、不動産株指数は0.75%高。 中国の食品デリバリー大手、美団は1.6%高。前日まで6営業日続落と なっていた。同社は大量の人員を採用する計画を明らかにした。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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