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シドニー外為・債券市場=豪・NZドルともに小動き、債券取引が活発に

[シドニー 11日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが小動き。オーバーナイトで発表された5月の米消費者物価指数(CPI)統計は13年ぶりの大幅な伸びを示したが、インフレ高進は一過性にとどまるとの見方が広がったことで、債券取引が活発になっている。

豪ドルは0.7747米ドル付近で推移。今週はずっと0.7719─0.7765米ドルの狭いレンジ内で取引されている。

NZドルは小幅安の0.7187米ドル。

週間では両通貨ともにほぼ変わらず。

足元では、オーストラリアの主力輸出品である鉄鉱石価格が大きく変動し、ニュージーランド最大の輸出品である牛乳価格が過去最高値に迫っている。NZ準備銀行(中銀)は従来の予想より早期に利上げする可能性を示し、豪準備銀行(中銀)は7月理事会での政策変更を示唆している。

ANZのアナリストは、100日ベースで見ると、両通貨を左右する主要な要素はいずれも為替レートを動かすには至らなかったと指摘。ボラティリティーは数十年ぶりの低水準に近づいているが、永遠にこの状態が続くことはあり得ない、とした。

年初来では、豪ドルは対NZドルでほとんど動いていない。

代わりに活発になっているのが債券市場の取引だ。豪10年債利回りは今週22ベーシスポイント(bp)低下し、2020年3月以来の大幅低下を記録した。先物も買われ、豪10年債先物価格は上昇し、19ティック高の98.5860。

NZ国債も好調で、NZ10年債利回りは4月末以来の低水準となっている。

オーバーナイトの米金融・債券市場でも、インフレ高進は一過性で、米連邦準備理事会(FRB)の超緩和的政策スタンスは変わらないとの見方から、債券利回りは低下していた。

来週は豪準備銀行(中銀)のロウ総裁の17日の講演に注目が集まる。

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