[東京 15日 ロイター] - 武田薬品工業が反発。米バイオ医薬品会社ノババックスが14日、米国で実施している新型コロナウイルスワクチン候補の後期臨床試験(治験)データで、変異株を含む新型コロナウイルスに対して90%以上の有効性を示したと発表し、日本市場への供給を支援する武田薬株は買いが先行している。治験時に米国で最も流行していた英国型変異株に対し、93%以上の有効性を示したという。
重症化リスクが高い治験参加者に対して91%の有効性を示し、中等度から重度の症状を予防する効果は100%だった。同社が特定できなかったコロナ変異株に対しては、約70%の効果があったという。
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