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株式こうみる:テクニカルは買い転換 リスク一巡で一段高も=東海東京調査センター 中村氏

[東京 15日 ロイター] -

<東海東京調査センター シニアアナリスト 中村貴司氏>

日経平均は前日に75日移動平均線を上回ったほか、きょうは2月の年初来高値以降の右肩下がりの上値抵抗線を抜くとともに、一目均衡表の「雲」領域を上に突き抜けるなど、テクニカル面は完全に買い転換となった。そうなると、短期筋が買い仕掛けした可能性もある。警戒されていたこのところの薄商いも、逆に幸いしたかもしれない。

環境面では、注目されている米連邦公開市場委員会(FOMC)について、マーケットは現時点でテーパリングに踏み込まないとみているようだ。仮に、テーパリングが議論されるようであれば、今度は薄商いの中で急落するリスクもあるものの、イベントリスクが一巡した格好となれば、配当金の再投資など需給面は良好なだけに、日本株も一段高となる可能性もある。

さらに、中期的にみれば、ワクチン接種の進展による経済正常化、五輪・パラリンピック開催などが株価を後押しする要因になるだろう。これらによって、9月と言われる解散・総選挙で与党の勝利が見込めるようになった場合は、日本株にグローバル資金が大挙流入するかもしれない。ここまで日本株が上値を抑えらはれていた要因に政治リスクもあったとみられ、世間のムードが政権の追い風となれば日本株の景色は変わりそうだ。

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