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上海外為市場=人民元は下落、FOMC控えドルが高止まり

[上海 15日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで約1週間ぶりの安値に下落した。注目される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、ドルが主要通貨に対し1カ月ぶり高値近辺で推移していることが背景。

ただ連休明けで様子見ムードが漂う中、人民元の値動きは限定的となっている。

16日まで開かれるFOMCでは、月額1200億ドルの債券買い入れプログラムの縮小方法を巡る議論が慎重に開始されると予想されている。

外資系銀行のトレーダーは「市場では緩やかなテーパリング(量的緩和の縮小)に関する議論が開始されるとみられている。このような状況では、ドルはあまり弱含まない」と述べた。その上で、欧米の政策の出口戦略ペースはドルの変動リスクだと指摘した。

一方、中国の政策当局者らは安定的な道のりをたどろうとしている。中国人民銀行(中央銀行)は15日、1年物中期貸出制度(MLF)を通じて2000億元を供給した。金利は14カ月連続で据え置いた。

みずほ銀行のアジア通貨チーフストラテジスト、ケン・チャン氏は「落ち着いたインフレ圧力と人民元の上向きのバイアスを踏まえ、人民銀行は今のところ利上げサイクルを開始する動機を欠いている」と述べた。

人民銀はこの日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.407元と、6月4日以来の元安水準に設定した。

国内スポット市場の人民元は1ドル=6.4050元と下落して始まった後、中盤時点では6.4045元と下げ幅をやや縮小。前週末11日の終値と比べ、65ポイントの元安となっている。

オフショア人民元は1ドル=6.4038元とやや堅調。

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