(香港株式市場のリポートを追加します) [上海 15日 ロイター] - 中国 終値 前日比 % 始値 高値 安値 上海総合指数 3,556.5590 - 33.1891 - 0.92 3,587.4658 3,592.9465 3,547.1870 前営業日終値 3,589.7481 CSI300指数<.CSI 5,166.560 - 58.143 - 1.11 5,218.565 5,225.502 5,137.409 300> 前営業日終値 5,224.703 香港 終値 前日比 % 始値 高値 安値 ハンセン指数 28,638.53 - 203.60 - 0.71 28,946.44 28,946.44 28,453.48 前営業日終値 28,842.13 ハンセン中国株指数<.H 10,668.93 - 82.02 - 0.76 10,784.96 10,785.63 10,569.60 SCE> 前営業日終値 10,750.95 中国株式市場は下落。主要7カ国首脳会議(G7サミット)で中国が批判されたこと を受けて、中国と欧米間の緊張が高まり、投資家心理が悪化した。中国は内政干渉だと反 発している。 上海総合指数終値は33.1891ポイント(0.92%)安の3556. 5590。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は58.143ポイント(1.11%)安の5166.560。 G7サミットは13日、共同声明を発表し、中国に対して新彊ウイグル自治区での人 権尊重、香港の高度の自治を求めたほか、東・南シナ海での一方的措置に反対する姿勢を 示した。台湾海峡の平和と安定についても強調し、問題の平和的解決を促した。[nL3N2NV 08M] 北大西洋条約機構(NATO)は14日、ブリュッセルの本部で首脳会議を開き、中 国を西側諸国に対する安全保障上のリスクと認識し、同国の軍事的野心に対抗する姿勢を 示す共同声明を採択した。 中国が主導する広域経済圏構想「一帯一路」の関連銘柄が売られた。G7サミットは 一帯一路に対抗する途上国向けの新たなインフラ支援構想を導入することで合意した。[n L3N2NV004] 下げを主導したCSI300不動産指数は2.5%安、CSI・A株資 源産業指数は2.6%安。 不動産開発株も下落。国営メディアが、中国住宅価格は必然的に低成長サイクルに入 るとし、投機的な不動産投資をけん制したことが嫌気された。 中信証券のリポートによると、ここ数週間、機関投資家からの資金流入は限定的とな っており、中国本土と香港を結ぶ株式相互取引(ストックコネクト)を通じた海外からの 買いも細っている。 リフィニティブのデータによると、ストックコネクトを利用した投資家のA株の売り 越し額は25億元(3億9052万ドル)だった。 香港株式市も下落。中国本土株に連れ安した。 ハンセン指数終値は203.60ポイント(0.71%)安の2万8638. 53。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) 終値は82.02ポイント(0.76 %)安の1万0668.93。 エネルギー指数は1.5%安。情報技術(IT)指数は0.08 %安。金融指数は1.18%安。不動産指数は1.21%安。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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