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上海外為市場=人民元は3週間ぶり安値、FOMC受けドル上昇

[上海 17日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、約3週間ぶりの安値に下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派的な見通しが示されたことを受けて、ドルが幅広い通貨に対して値上がりしている。

米連邦準備理事会(FRB)が利上げ時期の見通しを2023年に前倒したことを受けて、ドル指数は約2カ月ぶりの高値に上昇している。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.4298元に設定。前営業日の基準値(6.4078元)を220ポイント(0.34%)下回り、5月24日以来の元安水準となった。

複数の市場関係者は、基準値が予想をはるかに下回る元安水準だったと指摘。ロイターの試算である6.4231元を67ポイント下回った。

国内スポット市場の人民元は6.3977元で取引を開始。一時5月24日以来の安値となる6.4258元まで下落した。中盤のレートは6.4220元で、前日終値比で251ポイントの元安となっている。

みずほ銀行(香港)のアジア通貨担当チーフストラテジスト、ケン・チャン氏は「中銀は今のクロスレートに満足していると思う」とし、月末の予想レートを6.45元前後で維持した。

人民銀行傘下の外為市場自律規制機関は16日の声明で、人民元相場は上下に変動することが標準で不確実性が高いため、企業は元高に期待すべきではないとの見解を示した。人民元は年初来、基本的に安定推移しているが、企業は元安リスクを警戒すべきだと指摘。元安要因として、FRBの量的緩和終了、米経済回復に伴うドル高を挙げた。

ロイターの算出によると、元の実効為替レートの指標であるCFETS指数は17日時点で98.07。市場関係者は98を上限とみており、指数が過度に上昇すれば、中国の輸出競争力が低下する可能性がある。同指数は週間・月間ベースで公表される。

国内銀行のトレーダーによると、元安局面では企業のドル売りが出ており、これが元相場を下支えする要因となっている。

オフショア人民元は1ドル=6.426元。

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