[17日 ロイター] - アジア通貨は韓国ウォン主導で下落。米連邦準備理事会(FRB)が利上げ時期の見通しを2024年から23年に前倒したことを受けた。
ウォンは1.1%下落し、5月初め以来最大の下落率を記録した。
ルピアも2月下旬以来最大の下げとなった。インドネシア中銀はこの日の政策決定会合で、過去最低の政策金利を維持する見通し。
FRBが早期引き締めと債券購入の減額を示唆したことは、多くの新興市場資産に打撃を与えた。ディーラーは、アジア地域の中央銀行が追随するきっかけとなり、新興国市場からの資金流出につながると懸念している。
ドル高を受けて、タイバーツ、フィリピンペソはそれぞれ0.5%、0.4%下落した。
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