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米金融・債券市場=長短金利差縮小、FRBインフレに対応との見方

    [ニューヨーク 18日 ロイター] -   
                   米東部時間       価格    利回り  コード
 30年債(指標      17時05分  108*00.50   2.0167%  <US30YT=RR
 銘柄)                                             >
                   前営業日終  106*02.00   2.1010%            
                           値                       
 10年債(指標銘     17時04分  101*21.50   1.4431%  <US10YT=RR
 柄)                                               >
                   前営業日終  101*01.50   1.5110%            
                           値                       
 5年債(指標銘      17時05分   99*12.50   0.8762%            
 柄)                                               
                   前営業日終   99*12.00   0.8790%            
                           値                       
 2年債(指標銘      17時05分   99*24.13   0.2521%            
 柄)                                               
                   前営業日終   99*26.50   0.2130%            
                           値                       
 
                       清算値   前日終値  コード
 Tボンド先物6月    162*17.00  161*10.00        
 限                                       
 Tノート先物6月    133*05.00  132*29.00        
 限                                       
   
    米金融・債券市場では、長期債利回りが低下し、利回り曲線が一段
とフラット化した。市場では、インフレ圧力が根強ければ米連邦準備理
事会(FRB)は予想より早く対応するとの見方が強まっている。
    FRBは15─16日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で
、利上げ時期の見通しを2024年から23年に前倒し。最新の金利・
経済見通しでは、当局者18人中13人が23年までの利上げを予想し
、うち11人は0.25%ポイントの利上げが2回行われると予想した
。7人は22年中の利上げを予想し、より大胆な引き締めに動く可能性
が浮上した。
    これを受け、金利変更に敏感に反応する傾向のある2年債と5年債
の利回りは上昇。一方、30年債を中心とした長期債の利回りは低下し
た。
    アナリストは、インフレ高進を見込んだ取引の巻き戻しが見られて
いると指摘。TDセキュリティーズの金利ストラテジスト、ゲンナディ
ー・ゴールドバーグ氏は「FRBがインフレを野放しにするとの見方か
ら、インフレの芽を未然に摘み取るとの見方にシフトしたかのように見
える」とし、「この二つの見方の中間あたりが現実といったところだろ
う」と述べた。
    この日はセントルイス地区連銀のブラード総裁が、FRBが金融政
策の引き締めを早める方向にシフトしたことについて、新型コロナウイ
ルス禍からの回復に伴い、経済成長、特にインフレ率が予想よりも伸び
ていることに対する「自然な」対応であるという認識を表明。インフレ
抑制に向け、利上げを「2022年終盤に開始すべき」と主張した。[n
L3N2O03HF]   
    これを受け、国債利回りは上昇。2年債利回りは一時0
.284%と、20年4月以来の水準に上昇。終盤の取引では0.25
81%。
    5年債利回りは0.962%と、4月5日以来の高水準
を付けた。終盤の取引では0.8779%。
    シティグループのアナリスト、カルビン・ツェ氏とキランパル・シ
ン氏は、ブラード総裁の発言は「FRBの見解のシフトを確認するもの
だった。FRBは今は上向きのインフレ圧力をより大きく懸念している
」と述べた。    
    ブラード総裁の発言を受け、利回り曲線のフラット化は継続。5年
債と30年債の利回り格差は111ベーシスポイント(
bp)と、昨年9月以来の水準に縮小した。
    2年債と10年債の利回り格差は122bpと、今
年2月以来の水準に縮小した。
    終盤の取引で10年債利回り           は1.445%。
    短期金融市場で銀行や企業が資金調達する際に支払う翌日物レポ金
利は0.06%。
    フェデラルファンド(FF)金利の実勢レートは17日
に0.10%と、4ベーシスポイント(bp)上昇し、2020年8月
以来の高水準を付けた。
    FRBは今回のFOMCで、超過準備の付利金利(IOER)と翌
日物リバースレポ金利をそれぞれ5bp引き上げると決定した。
    
    <ドル・スワップ・スプレッド>
 Last (bps)                         Net Change (bps)  
 GooU.S. 2-year dollar swap spread  6.25              -1.25
 U.S. 3-year dollar swap spread     7.75              -1.25
 U.S. 5-year dollar swap spread     5.00              -1.25
 U.S. 10-year dollar swap spread    -4.25             -0.75
 U.S. 30-year dollar swap spread    -31.00            -1.50
 
    
 (ーからご覧ください)
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