[東京 22日 ロイター] - 象印マホービンが急反発している。21年11月期の業績予想を上方修正したことを好感する動きとなっている。売上高予想を従来予想の760億円から775億円に引き上げたほか、営業利益予想は57億円を67億円に上方修正した。巣ごもり需要で堅調となる上期の動向を反映した。純利益予想は40億円を44億円に引き上げた。
上期は国内で、ホットプレートやオーブントースター、コーヒーメーカーなど巣ごもり関連商品や空気清浄機など衛生関連が好調。海外でも、北米で炊飯ジャーや電気ポット、ホームベーカリーの売り上げが伸び、中国も堅調と見込んでいる。圧力IH炊飯ジャーなど高付加価値商品の販売増で利益も当初予想を上回るとしている。
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