[ロンドン 22日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間12時0 分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.54 0.00 100.54 独連邦債2年物 112.12 -0.01 112.13 独連邦債5年物 133.96 -0.02 133.98 独連邦債10年 171.95 -0.21 172.16 物 独連邦債30年 202.24 -0.90 203.14 物 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.646 +0.006 -0.652 独連邦債5年物 -0.556 +0.006 -0.562 独連邦債10年 -0.162 +0.016 -0.222 物 独連邦債30年 0.316 +0.022 0.294 物 ユーロ圏金融・債券市場では、先週の米連邦公開市場委員会(FO MC)を消化し、市場の需給動向に焦点が戻る中、ユーロ圏国債は不安 定な取引となった。 米連邦準備理事会(FRB)は15─16日のFOMCで、利上げ 時期の見通しを2024年から23年に前倒した。これを受け米債券市 場では、短期債利回りが上昇する一方、長期債利回りが低下。ユーロ圏 では、独短期債利回りの上昇は米国債ほどではなかったものの、長期債 利回りが低下しなかったため、独2年債と独10年債の利回り格差は拡大した。 この日の取引ではユーロ圏の10年債利回りは一時最大3ベーシス ポイント(bp)上昇。その後、低下したものの、パウエルFRB議長 の議会証言を控え上昇した米国債利回りに追随して再度上昇するなど、 不安定な動きとなった。 終盤の取引で独10年債利回りは0.6bp上昇のマ イナス0.165%。一時はマイナス0.146%と、4週間ぶりの高 水準を付けた。 イタリア10年債利回りは約1bp上昇の0.889 %。ただ一時は約2bp低下するなど、同様に不安定だった。 仏10年債利回りとスペイン10年債利回り はほぼ横ばい。 ダンスケバンクのチーフアナリスト、ピエ・クリスティアンセン氏 は「先週のFOMCが消化される中、市場では新たな相場レンジが形成 されつつある」と述べた。 発行市場ではスペインが新発10年債の発行で80億ユーロを調達 。主幹事によると需要は740億ユーロを超えた。 オランダは15年債のリオープン(銘柄統合)入札で19億600 0万ユーロを調達した。 (ーからご覧ください)
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