(レートを更新しました。) [ニューヨーク 22日 ロイター] - 米東部 価格 利回り コード 時間 30年債( 17時05 106*09.50 2.0906% 指標銘柄) 分 前営業 105*30.00 2.1060% 日終値 10年債( 17時05 101*14.50 1.4666% 指標銘柄) 分 前営業 101*09.00 1.4850% 日終値 5年債(指 17時05 99*15.50 0.8569% 標銘柄) 分 前営業 99*11.00 0.8860% 日終値 2年債(指 17時02 99*25.50 0.2301% 標銘柄) 分 前営業 99*24.00 0.2540% 日終値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9月 159*30.00 159*30.00 限 Tノート先物9月 132*11.50 132*06.50 限 米金融・債券市場では10年債利回りが小幅に低下した。米連邦準 備理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で、労働市場と経済に「 広範かつ包括的な」回復の兆しが見られるまで、FRBは利上げを実施 しないと改めて表明した。 パウエル議長は「インフレを巡る懸念を理由に、尚早な利上げは行 わない。実際のインフレ、もしくは他の不均衡の証拠が出てくるのを待 つ」と述べた。 5年債と30年債の利回り格差は123.90ベーシスポイント( bp)に拡大。前日は107.80bpまで縮小していた。 2年債と10年債の利回り格差は123.86bpに拡大。前日は 2月以来の低水準を付けていた。 米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制に動くとの観測から、 5月中旬以降、利回り曲線は平坦化していた。 10年債利回りは一時1.509%に上昇したが、終盤の取引では 1.47%に低下。2年債利回りは0.2362%に低下。一方、30 年債利回りも2.0967%にやや低下した。 SVBアセット・マネジメントのシニアポートフォリオマネジャー 、エリック・ソウザ氏は「FRBが先週、インフレに対してより警戒 的な姿勢を示したことは明らかだが、市場想定と一致していた」ため、 10年債利回りが短期的に一段と上昇する可能性は低いとした。 アナリストは、8月下旬に米ワイオミング州ジャクソンホールで開 かれる年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)まで、ボラティ リティーの高い状態が続くとの見方を示している。 BMOキャピタル・マーケッツの米金利戦略部門責任者、イアン・ リンゲン氏は「FRBがハト派ではない方向にかじを切り、政策金利 の先行きの道筋を示したにもかかわらず、利回りの水準には依然として 不信感がある」と述べた。 財務省が実施した600億ドルの2年債入札は、最高落札利回りが 0.249%、応札倍率2.54倍。結果はおおむね予想通りだった。 ジェフリーズの短期金融市場エコノミストは、今回の入札で引き続 き需要が存在していることが確認され、2年債利回りは新たなレンジの 下限近くにあることが示唆されたと述べた。 FRBは前日、国債を対象とした翌日物リバースレポで、過去最高 となる7916億ドルの資金を吸収した。 <ドル・スワップ・スプレッド> Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 7.00 1.00 U.S. 3-year dollar swap spread 8.75 1.25 U.S. 5-year dollar swap spread 6.00 0.75 U.S. 10-year dollar swap spread -3.75 0.50 U.S. 30-year dollar swap spread -33.50 -0.50 (ーからご覧ください)
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