[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 15時52分 105*27.50 2.1097% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 105*31.00 2.1050% 値 10年債(指標銘 15時50分 101*07.50 1.4903% <US10YT=RR 柄) > 前営業日終 101*13.00 1.4720% 値 5年債(指標銘 15時52分 99*11.75 0.8813% 柄) 前営業日終 99*15.50 0.8570% 値 2年債(指標銘 15時22分 99*23.00 0.2661% 柄) 前営業日終 99*24.00 0.2510% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9月 159*25.00 159*30.00 限 Tノート先物9月 132*06.00 132*11.50 限 米金融・債券市場では10年債利回りがやや上昇したものの、落ち 着いた取引の中、1.5%を超えることはなかった。 米連邦準備理事会(FRB)は15─16日の連邦公開市場委員会 (FOMC)で利上げ時期の見通しを2024年から23年に前倒した が、パウエルFRB議長は22日の議会証言で、労働市場の「広範で包 摂的な」回復を促進するとし、インフレ懸念のみに基づいた性急な利上 げは実施しないと改めて確約。 この日はアトランタ地区連銀のボスティック総裁とボウマンFRB 理事が、米経済が新型コロナウイルス感染拡大の影響から回復する中、 高インフレは一過性のものである公算が大きいとしながらも、インフレ が平均を超える期間は当初の予想より長引く可能性があるとの見方を示 した。 アナリストは、8月下旬に米ワイオミング州ジャクソンホールで開 かれる年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)まで、FRBは 政策スタンスを変更せず、国債利回りは狭い範囲内にとどまると予想。 BMOキャピタル・マーケッツの債券戦略担当ディレクター、ダニエル ・クリーター氏は「FRBのレトリックがあまり揺れ動かなければ、当 面はテクニカル相場になる」との見方を示した 財務省が実施した610億ドルの5年債入札は、応札倍率が2.3 6倍、最高落札利回りが0.904%。最高落札利回りは20年2月以 来の高水準だった。 10年債利回りは1.4869%に上昇。2年債利回りは0.26 21%にやや上昇。30年債利回りは2.1104%に小幅上昇した。 5年債と30年債の利回り格差は122.90ベーシ スポイント(bp)。21日に付けた107.80bpから拡大した。 FRBは、国債を対象とした翌日物リバースレポで過去最高となる 8136億ドルの資金を吸収した。 <ドル・スワップ・スプレッド> Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 6.25 -0.75 U.S. 3-year dollar swap spread 9.50 1.00 U.S. 5-year dollar swap spread 7.25 1.00 U.S. 10-year dollar swap spread -3.00 0.50 U.S. 30-year dollar swap spread -32.50 1.25 (ーからご覧ください)
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