[東京 24日 ロイター] - メルカリが大幅に続伸している。2021年6月期通期の連結業績予想を上方修正し、純損益が50億円の黒字になる見込みだと23日に発表し、好感する動きが先行した。従来予想はゼロから21億円の黒字で、実際に黒字で着地すれば2018年6月の上場以来、通期決算では初となる。
国内メルカリ事業が好調だったほか、米国事業の改善も見込む。売上高は1060億円(従来予想は1030億円から1060億円)、営業損益も45億円の黒字(同15億円の赤字から15億円の黒字)に見直した。
フリーマーケットアプリ事業が好調だったほか、広告宣伝費などを想定以上に削減したとしている。
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