(レートを更新しました。) [ニューヨーク 24日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標銘 17時05分 105*30.00 2.1062% 柄) 前営業日終 105*25.50 2.1120% 値 10年債(指標銘 17時05分 101*05.00 1.4987% 柄) 前営業日終 101*08.50 1.4870% 値 5年債(指標銘柄 17時00分 99*25.75 0.9150% ) 前営業日終 99*27.88 0.9020% 値 2年債(指標銘柄 17時01分 99*22.75 0.2700% ) 前営業日終 99*23.25 0.2620% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9月 159*30.00 159*25.00 限 Tノート先物9月 132*05.50 132*06.00 限 米金融・債券市場では、米債利回りが狭いレンジで推移した。新規 失業保険申請件数が市場予想ほど改善せず、耐久財受注も予想に反して 減少したものの、米連邦準備理事会(FRB)が2023年の利上げ見 通しを変更する要因にはならないとの見方が広がった。 バイデン米大統領は24日、超党派の上院議員らと会合を開き、 インフラ投資計画で合意が得られたと明らかにしたが、債券市場への影 響は限られた。 FHNフィナンシャル・キャピタル・マーケッツの債券ストラテジ スト、ジム・ボーゲル氏は、インフラ法案は債券市場にとって中立的と した上で、「インフラ投資計画で超党派の合意が得られれば、社会イン フラに焦点を当てた2つ目のより大きな法案を超党派で押し進めること になるのではないか。そうなれば、今後10年間で数兆ドル規模の追加 支出を賄うために必要な資金を借り入れで賄うことになり、金利が上昇 する恐れがある」と述べた。 米労働省が24日に発表した6月19日までの1週間の新規失業保 険申請件数(季節調整済み)は41万1000件と、前週の41万80 00件から改善する一方、市場予想の38万件には至らなかった。[nL3 N2O63FM] また、米商務省が24日発表した5月の耐久財受注統計は、民間設 備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く )の受注が前月比0.1%減と、市場予想の0.6%増に反して落ち込 んだ。 ハリス・フィナンシャル・グループのマネジングパートナー、ジェ イミー・コックス氏は「労働市場は引き続き不安定で、財政・金融支援 を早々に打ち切ることが経済回復への最大のリスクであることは確かだ 」と指摘。「これは一過性の議論を確実にするものではないが、市場は 将来の金利見通しの手掛かりとして労働市場をより注視するようになる だろう」と述べた。 指標10年債利回りはオーバーナイトで1.504% を付けたが、バイデン大統領の発表後は1.4868%近辺で推移。2 年債利回りは0.2681%と小幅上昇した一方、30年債 利回りは2.0981%に低下した。 イールドカーブ(利回り曲線)はほぼ変わらず。2年債と10年債 の利回り差は前日の122.30ベーシスポイント(bp )から122.60bpにやや拡大した。 市場は8月下旬にワイオミング州ジャクソンホールで開催されるF RBの経済シンポジウムに注目している。シーポート・グローバル・ホ ールディングスのマネジングディレクター、トム・ディ・ガロマ氏は 「10年債利回りはそれまで1.40─1.60%の間で推移するだろ う」と予想した。 財務省が24日実施した620億ドルの7年債入札は最高落札利回 りが1.264%となり、6回の平均である1.084%を上回った。 FRBは、国債を対象とした翌日物リバースレポで8130億ドル の資金を吸収した。前日の吸収額は過去最高の8136億ドルだった。 <ドル・スワップ・スプレッド> Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 6.50 0.25 U.S. 3-year dollar swap spread 9.75 0.25 U.S. 5-year dollar swap spread 5.50 -1.75 U.S. 10-year dollar swap spread -3.00 0.00 U.S. 30-year dollar swap spread -31.50 1.00 (ーからご覧ください)
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