[シカゴ 28日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 16時05分 106*06.00 2.0953% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 104*16.50 2.1690% 値 10年債(指標銘 16時03分 101*11.00 1.4782% <US10YT=RR 柄) > 前営業日終 100*26.00 1.5360% 値 5年債(指標銘 16時00分 99*28.25 0.8990% 柄) 前営業日終 99*23.50 0.9290% 値 2年債(指標銘 13時49分 99*23.63 0.2563% 柄) 前営業日終 99*22.75 0.2700% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9月 160*02.00 158*24.00 限 Tノート先物9月 132*08.50 131*27.50 限 米金融・債券市場では米債利回りが低下した。新型コロナウイルス のパンデミック(世界的大流行)からの経済回復の力強さを評価する上 で、市場は今週7月2日に発表される米雇用統計に備えている。 指標10年債利回り は5.4ベーシスポイント(bp )低下の1.4816%。先週は週間で3月以来の大幅な上昇を記録し たが、6月上旬以降では1.6%を下回る水準で推移している。 ソシエテ・ジェネラルの米金利戦略部門責任者、スバドラ・ラジャ ッパ氏は、7月4日の連休に向け、特段のニュースが材料になることも なく、薄商いの中、利回りは少しずつ低下すると予想。「おそらく月末 の買いと米雇用統計発表前のポジション調整に関連している」と述べた 。 ロイターがまとめたエコノミスト予想によると、6月の非農業部門 雇用者数は69万人増となる見込み。5月は55万9000人増だった 。失業率は5.7%と5月の5.8%から改善する見通し。 MUFGの米国マクロ戦略部門責任者、ジョージ・ゴンカルベス氏 は、米雇用統計について「第2・四半期中に得られなかった数値が、第 3─第4・四半期に得られるとすれば、米連邦準備理事会(FRB)が テーパリング(量的緩和縮小)を行う余地が出てくるため、金利は引き 続き上昇するだろう」と述べた。 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は28日、経済が物価面で 「実質的に一段と進展」したと述べた上で、雇用情勢も間もなく追従す る可能性があるという考えを示した。 FRBは、国債を対象とした翌日物リバースレポで8030億ドル の資金を吸収した。吸収額は先週23日に過去最高の8136億ドルを 記録した。 2年債利回りは1.4bp低下の0.2563%。 イールドカーブ(利回り曲線)はフラット化。5年債と30年債の 利回り差は2.32bp縮小し120.15bpとなった 。 2年債と10年債の利回り差は約3bp縮小の122 .36bpだった。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 7.75 1.25 U.S. 3-year dollar swap spread 10.50 0.50 U.S. 5-year dollar swap spread 6.75 1.00 U.S. 10-year dollar swap spread -3.50 0.75 U.S. 30-year dollar swap spread -32.00 1.00 (ーからご覧ください)
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