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[ベルリン 1日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した5月の独小売売上高指数は、実質ベースで前月比4.2%上昇した。
新型コロナウイルス対策の行動制限が段階的に緩和され、個人消費が回復した。ロイターがまとめた市場予想は5.0%上昇だった。
4月改定値は6.8%低下。
夏にかけて個人消費主導で景気が回復するとの見方を裏付ける内容となった。
5月の小売売上高指数は、前年比では実質ベースで2.4%低下。前月は5.1%上昇だった。
同指数は変動が激しく、改定値で修正されることが多い。
前年比ベースでは、購買習慣の変化を背景にオンライン販売が急増。衣料・靴販売店の売り上げは低迷した。
ドイツ小売業協会(HDE)は、ロックダウン(都市封鎖)やオンライン購入の増加で、最大5万店が破綻に直面するとの見通しを示している。
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