[2日 ロイター] - <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7123.27 -1.89 -0.03 7125.16 ロンドン株式市場は横ばいで取引を終えた。銀行株とエネルギー株 が重しだった一方、鉱業株が買われた。新型コロナウイルス感染の急増 への懸念から週間ベースではマイナスだった。 FTSE350種銀行株指数はこの日、1.67% 下落し、部門別で最大の押し下げ要因だった。 石油・ガス株指数は0.77%下落した。原油安に 伴い石油大手のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが1. 0%と0.8%それぞれ下落した。 一方、鉱業株指数は0.91%上昇し、部門別で最 も値を上げた。個別銘柄では資源大手アングロ・アメリカンが 2.0%高となり、FTSE100種の大きな押し上げ要因だった。 住宅建設株指数は0.29%上昇。週間ベースでは 1.47%値を上げた。英政府が実施している住宅購入時の印紙税減税 が7月から縮小し始めることを前に、住宅購入が増えた。ジェフリーズ は英国の住宅建設株に対する前向きな見方を維持し、住宅建設のバラッ ト・デベロップメンツとべルウェイの投資判断を「ホ ールド」から「買い」に引き上げた。 AJベルの投資ディレクター、ラス・モールド氏は「イングランド と北アイルランドの印紙税対策が縮小し始める中でも、住宅建設部門が 引き続き投資家のお気に入りだ」と話す。 小売りのJDスポーツ・ファッションは1.7%高だった。 幹部の給与に関して株主が反発したことを受け報酬委員会のトップが辞 任すると述べたことが材料視された。 (ーからご覧ください)
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