[ロンドン 5日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間11時35 分 *先物 清算値 前日比 前営業日終 コード 盤 3カ月物ユーロ 100.55 0.00 100.55 独連邦債2年物 112.15 -0.02 112.17 独連邦債5年物 134.14 -0.13 134.27 独連邦債10年物 172.70 -0.39 173.09 独連邦債30年物 203.18 -0.96 204.14 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日終 コード 盤 独連邦債2年物 -0.658 +0.008 -0.669 独連邦債5年物 -0.583 +0.021 -0.605 独連邦債10年物 -0.210 +0.025 -0.235 独連邦債30年物 0.297 +0.025 0.273 ユーロ圏金融・債券市場では、国債利回りが小幅上昇。インフレ期 待の上向きが材料となった。ただ、先週末の米雇用統計を受け、目立っ た債券離れの動きが見られないことから、利回りは再び低下傾向を可能 性もある。 ユーロ圏の期待インフレ率の目安となる5年先5年物インフレスワ ップはこの日1.606%と、5月19日以来の水準に 上昇した。 経済指標では、6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI) 改定値が59.5と、5月の57.1から上昇し、2006年6月以来 15年ぶりの高水準となった。 ドイツ10年債利回りは2.6ベーシスポイント(b p)上昇し、マイナス0.209%。先週は8bp低下し、昨年12月 以来の大幅な下げとなっていた。フランスとイタリアの10年債利回り はこの日3bp上げた。 モルガン・スタンレーは顧客向けメモの中で「新型コロナ変異ウイ ルス『デルタ株』を巡る見通しがたとえ穏やかになったとしても、海外 旅行への規制は強化され、引き続き南欧の観光業界に影響を及ぼす見込 み」とした。 市場では7日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事 要旨が焦点となっている。6月の会合では利上げ時期の見通しが202 4年から23年へ予想外に早まった。 コメルツバンクの金利ストラテジスト、ライナー・グンターマン氏 はドイツ10年債利回りが目先低下し、夏場にかけておおむねマイナス 0.1─マイナス0.25%で推移すると予想した。 (ーからご覧ください)
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