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UPDATE 1-追加節電5%を要請、広範囲の停電近づいている=萩生田経産相

(内容を加えました)

[東京 22日 ロイター] - 萩生田光一経済産業相は22日午後、緊急に記者会見し、電力需給ひっ迫のため東京電力管内などでさらに5%の節電を午後3時から8時の間、要請すると発表した。萩生田経産相は「このままでは広範囲の停電を行わざるを得ない状況が近づいている」と語った。

福島沖地震による火力発電所停止に加え、悪天候で太陽光発電が稼働しない一方、気温低下による暖房需要拡大などで、3月下旬としては異例の電力需給ひっ迫状態となっていることを踏まえ、政府は「電力需給ひっ迫警報」を発出している。萩生田経産相によるとこれまでの節電効果は150万キロワットにとどまっており、目標としている水準を200万キロワット─300万キロワット下回っている。このため、追加での節電要請を行い、想定していた10%の節電に近付けたいとしている。

政府として、製造業や百貨店、スーパー、コンビニなど産業界への協力要請に加え、各家庭や職場でも節電するよう呼びかけている。

東京電力によると、需要をカバーしようとすれば、午後8時以降午後11時まで、調整のために使う揚水発電が1000万キロワット時必要となる。このため、午後3時から午後8時までの5時間、5%に相当する200万キロワットの電力を節電し、1000万キロワット時の揚水発電を確保したい考え。

東京電力パワーグリッドによると、必要な揚水発電が確保できなければ、午後8時以降に揚水式発電の運転が停止し、約500万キロワット(200万─300万軒規模)の停電が発生するおそれがある。停電は、東京電力、東北電力管内で発生する可能性があるという。

竹本能文 清水律子

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