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午後3時のドルは123円半ばで底堅い、利益確定のドル売り一服

[東京 29日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(123.91/93円)に比べてドル安/円高の123.58/60円で推移している。昨日にドルは一時125円台を付け急ピッチで上昇した反動で、きょうはドルの利益確定売りが優勢になった。一時、123.11円まで下落する場面もみられたが、ドル売りが一服するとドル/円は123円半ばを中心に底堅く推移した。

 3月29日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(123.91/93円)に比べてドル安/円高の123.58/60円で推移している。写真は米ドル紙幣。2021年11月に撮影(2022年 ロイター/Murad Sezer)

市場関係者からは、足元の円安について日米の金融政策の差が意識されているほか、日銀による連続指し値オペの影響が大きいとの指摘が聞かれた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフ為替ストラテジスト・植野大作氏は「連続指し値オペ制度は導入されていたが、これまでは一度も実施されたことがなかったので、威力が大きかった」と話す。

ただ、実際にきょう指し値オペが実施されても円売り/ドル買いはそれほど進まず、「セルザファクトでドルの利益確定売りが出たようだ」(国内銀行)との指摘が聞かれた。一方で、仲値にかけてはスポット末日に伴い実需のドル買いフローが流入。ドルは一時124.31円まで上昇し、実需のドル買い意欲は強いとの指摘も聞かれた。

目先のドル/円についてはドル高/円安基調を見込む声が多いが、「目先のドルは上値追いには慎重になるのではないか」(T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネジャー・浪岡宏氏)との意見もあった。

浪岡氏は、ドル/円が「黒田ライン」の125円より上方向を試すのは難しいことに加え、鈴木俊一財務相など当局者らの円安けん制トーンが強まっていると指摘。さらに、米利上げの織り込みが進み、米金利の上昇余地が限られる点を踏まえ、「4―6月期に向けてドル/円は119円―126円程度で推移するのではないか」と話した。

ユーロ/ドルは1.0982ドル付近、ユーロ/円は135.73円付近で、いずれももみあう展開が続いた。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 123.58/60 1.0982/86 135.73/77

午前9時現在 123.59/61 1.0989/93 135.84/88

NY午後5時 123.91/93 1.0978/82 136.12/16

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