[ブチャ(ウクライナ) 10日 ロイター] - ドイツのベーアボック外相が10日、ウクライナ入りした。ロシアのウクライナ侵攻後にウクライナを訪れたドイツ政府関係者としては最高位となった。
ベーアボック氏はまず、ロシア軍が民間人に残虐行為を行ったとされる首都キーウ(キエフ)近郊のブチャを訪問。ロシア政府は残虐行為を繰り返し否定しているが、同氏はブチャの殺害に関与した人間が裁きを受けるべきだと主張。
「それが被害者に対する私たちの義務だ。ここでは被害者のことが強く感じられる。被害者は私たちかもしれなかった」と述べた。
ドイツ政府は当初、ウクライナへの重火器の供与に消極的で同国との関係が悪化。両国は関係修復に動いている。
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