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〔ロイター週次JGB調査〕ブルベア指数はマイナスに悪化、30年債入札など意識
2013年8月5日 / 00:21 / 4年後

〔ロイター週次JGB調査〕ブルベア指数はマイナスに悪化、30年債入札など意識

[東京 5日 ロイター] - ロイターが実施した週次JGB調査(第107回)で、市場の強弱感を示すブルベア指数 はマイナス15と前週のゼロから悪化した。7月米雇用統計が予想を下回ったことから米金利は低下したが、30年債入札などが重しになるとみているようだ。判断材料は「需給」が3週連続でトップとなった。

なお、回答には7月米雇用統計の発表前に寄せられたものも含まれている。

調査は2日午後3時から5日午前8時半までに実施。調査対象は91人で26人から回答を得た(有効回答率は28.6%)。このうち、証券を除いた投資家(銀行、信託銀・年金、系統金融機関、生損保、投信・投資顧問、公的機関)は15人だった。

ブルベア指数は今週末の長期金利が「低下する」と予想した割合から「上昇する」と予想した割合を引いた値(DI)。今週は低下予想が23.1%(前回32.0%)に減少した一方で、上昇予想が38.5%(前回32.0%)に増加。この両面がブルベア指数を押し下げた。横ばい予想は38.5%(前回36.0%)だった。

長期金利の予測中央値は前週末より0.5ベーシスポイント低い0.800%だった。ブルベア指数は悪化したものの、金利横ばい予想が上昇予想と同率だったことを踏まえると、基本的には0.8%近辺での動きを予想しているようだ。

回答者からは「雇用統計の結果を受け米国主導の金利上昇の可能性は低下したが、引き続き需給が意識される展開を予想。流動性供給入札や30年債入札などが重石となると見る。また、決定会合初日の7日に日銀がオペを実施するか注目している」(投信・投資顧問)との声が出ていた。

予想する上で重視した要因(複数回答可)は「需給」が61.5%(16人)でトップとなり、以下、「欧米金利」が57.7%(15人)、「株価」が34.6%(9人)で続いた。

それぞれ金利低下要因としてみられているのか、上昇要因としてみられているのか。

「需給」の内訳をみると、金利上昇要因4人、横ばい要因7人、低下要因5人、「欧米金利」は金利上昇要因5人、横ばい要因8人、低下要因2人、「株価」は金利上昇要因6人、横ばい要因3人、低下要因ゼロだった。

欧米金利や株価に比べて、需給は見方が割れている。

回答者からは「雇用統計が予想を下回ったことから週初は利回りが低下するだろうが、30年入札などを踏まえて、週後半にかけて徐々に利回りは上昇する予想。上値を追いかける地合いではない」(証券)との見方が出ていた。

*ご回答いただいた方には、詳しい調査結果をお配りしています。参加ご希望の方は、以下のEメールアドレスにご連絡ください。

yoshiyasu.shida@thomsonreuters.com

(ロイターニュース 志田義寧)

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